豆腐のオムライス

昨日の夕食の記録。月森紀子さん『玄米菜食』より、山芋と豆腐を使ったオムライスを試す。この本の表紙を飾っている料理であり、卵もバターも使っていないのにまるっきり「オムレツ」な見た目に強烈に興味を惹かれた。

ー手順ー
１）豆腐を水切りし、山芋／長芋は皮を向いてすりおろす。
２）これらにスイートコーン（缶詰）、植物油、味噌を適当に加えてblenderで撹拌。
３）塩とコショウで味付けし、水で溶いた片栗粉も適当に投入。
４）耐熱皿にオーブンペーパーを引いて、表面に油を塗り、（３）を広げる。オーブン(400度F)で焼く。
５）並行してケチャップライスの用意。水で戻した干しシイタケ、ニンジンを刻む。
６）フライパンでニンニクと油を炒め、さらに（５）の具材を投入。玄米雑穀飯を加え、さらにパプリカパウダーとケチャップを加えてさらに炒める。
７）焼き上げた（４）と（６）を盛りつけて完成。

オリジナルでは、オムレツのタネの中に白味噌と葛粉を入れているのだが、今回は赤味噌と片栗粉で代用してみた。十分に代替品になっていると思う。ケチャップライスの具材はもちろん色々と試せるだろう。オリジナルではピーマンやパプリカも入っている。今回は、代わりといっては何だが、パプリカパウダーを入れてみた。なおライス部分がやたらに茶褐色になっているのは、ケチャップを入れすぎているからではなく、雑穀の中の黒米と黒豆から出た色素のため。
しかし、フワフワ半熟で何て旨いんだ。今回の僕の場合、オムレツが皿にもる途中で崩れてしまい、『玄米菜食』の表紙と見比べると極めて見栄えは悪いから信じてくれないかも知れないが、想像をはるかに超えて旨い。