大豆マヨネーズ

ptth-garden2006-04-21

中国系スーパーで大豆が大変に安く売られていたので思わず購入。水に一晩付けて煮た後で、大部分は小分けにして冷凍保存したが、一部を使って大豆マヨネーズを作ってみる。大豆マヨネーズの作り方は魚柄仁之助本のそこかしこで書かれていて、例えば『ひと月9000円の快適食生活』のp.281、あるいは『元気食 実践マニュアル155』のp.165。魚柄本の内容は、実は京都での学生時代に生活費を切り詰める目的で結構実践していたのだが、今回実家に戻って再読し(しかしよく捨てないで実家に戻しておいたなぁ。京都を出る時に大量に本は古本屋に売っていたのに。)、こりゃベジタリアン料理にもずいぶん示唆に富む本だったのだと再評価して、アメリカに持ってきた。もっともあの頃は、主に魚介の干物とご飯ものに関してずいぶんお世話になったのみで、豆などを煮る甲斐性はなかったのだが。
魚柄本の難点は掲載されているレシピの記載が超いい加減ということで、仕方ないので僕も適当に大豆マヨネーズを作ってみた。茹でた大豆に紅花油、酢、塩を適当に混ぜてblenderで混ぜる…。
いや本当に驚きです、まるっきりマヨネーズ。素晴らしい味で、生野菜につけながらあっという間に平らげてしまった。正直、市販のマヨネーズが積極的に卵を入れる理由はないという気すらする。あくまで超適当に作ったので僕のがベストとは言い難いのにこの味である。ちゃんと作ったらどうなるのだろうか。今回の大豆マヨネーズについては以前のKawauso999さんの書き込みが魚柄本と同じ材料なので、再録しておこう。
http://d.hatena.ne.jp/ptth-garden/20051127#c1133232221

1)大豆2カップを一晩水につける。
2)豆がやわらかくなるまで煮る。そして冷ます。
3)2を紅花油160CC、酢120CC、塩小さじ1、砂糖少々といっしょに2分間ミキサーにかける。

もっとも個人的には明瞭な課題も残しており、blenderだけのクラッシュでは大豆が完全には粉砕されなかった。水を少し加えてみるべきか、あるいはちゃんとスリコギを買うべきか。でもスリコギってアメリカのお店で見た事ないんだよね…ニューヨークまで出ればあるだろうか。