アボカドピザ

http://blogs.yahoo.co.jp/heroyon3/19939751.html
古くからイタリア移民が多い僕の住む町は、アメリカでのピザ発祥の地ということになっている。町には大小沢山のピザ屋があり、店ごとの特徴があって好みはあるが、総じてどの店もとてもおいしいピザを作ってくれる。アメリカの食べ物はまずい、という日本人の通説を否定する気はないが、しかしこの町のピザはその説には当たらない（しかし一方でパスタがあまり旨くないのは何故なのか）。各店ともデリバリーも盛んなので、僕らの職場でのランチタイムのミーティングやセミナーではピザを注文するのがごく普通である。今日も、ランチタイムセミナーにピザが出て、（肉類のトッピングがメインの奴は避けつつ）マッシュルームやナスのピザをおいしくいただいた。
しかし…ベジタリアン食９０％の生活に移行してからというものの、どうもピザのチーズ臭さが苦手になりつつある。正確に言うと、食べている時は「旨いなぁ」と思っているのだが、食い終わってしばらくすると口や鼻腔に残るチーズの匂いがとても気になるのだ。今日も夕方まで、鼻にまとわりつくようなチーズの匂いにそこはかとなく悩まされることになった。こんなことは以前にはまったく感じなかったから、食生活を変えた事の影響なのではないか…と勘ぐっている。
さて前口上が長かったが、職場から帰って冷蔵庫を開け、１枚余っているピザ生地が目についた。夕食は、一昨日に続いてベジタリアンなピザを作ることにした。しかもノンチーズでかつニセチーズも使わないピザを試したくなり、「GUGU!貧乏ベジタリアン」さんのアボカドピザを作ってみることにする。連日のヘロヨンさまレシピの借用というか盗用、どうかご容赦下さい…。

ー手順ー
１）アボガド2/3と水、玉葱をblenderで粉砕。
２）（１）を鍋に移して、味噌と塩を加えて煮詰める（少し濃いめ）。
３）アボガドの残り1/3を薄くスライスする。
４）ピザシートにクラッシュしたトマトを塗る。
５）さらにその上に（２）を塗りつけて上に（３）を敷き、さらにコーンを散らす。
６）オーブンで焼いて出来上がり。

いやもうただただ旨い。味付けの味噌はかなりポイント高い。アボカドに味噌とは、想像だにしていなかった。ベジタリアン用チーズに頼らなくても、「ピザ」として心底満足いくものは作れるのだ。さすがヘロヨン様レシピでございます。
…とはいえ、一昨日の溶ろけるベジタリアン用チーズは、チーズの風味なのに後にまとわりつく臭さがないので、今後も（アメリカにいる限りは）僕は活用し続けるとは思うけれど。